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「バル」は「カフェ」のような文化になるか?

「バルって何ですか?どういう定義ですか?そんな業態カテゴリー、ないのでは?」とある経営者に聞かれました。

確かに、メディアがこぞってバルブームを煽ったおかげで、日本全国津々浦々、バルが増殖しました。「バルで独立した」人も少なくないはずです。比較的低投資で始められますからね。

しかし、果たしてバルで成功している店がいったいどれくらいいるのでしょうか?

客単価は取れないし、回転しないと収益は上がらないのですが、思ったほど回転させるのは難しいんです。原価をかけない手抜き料理のバルも増え、“バル離れ”現象が始まっています。

「バルって何?」ということを改めて考えてみる必要があると思います。

私は、「バルは業態じゃない」と考えます。業態だと思って、流行るからと思って、安易に箱と料理つくっても、そうは簡単に問屋がおろしてくれません。

ここで思い出されるのが、2000〜2003年ごろ全国的ブームになった「まったり系カフェ」なことです。いま生き残っているのはどれだけあるでしょうか?

いまだに人気店として続いているのは、本当に常連たちに支持され、街に必要な機能になっている店ではないでしょうか。

つまり、スタイルとして定着している。文化になっているということです。「カフェ文化」という言葉も生まれました。

大衆酒場や居酒屋もそうですね。街にはなくてはならない機能になってます。「居酒屋文化」が日本の飲食をリードしていることは世界が認めているほどです。

バルも、業態ではなくスタイル、文化です。スタイルとして定着させ、文化になってこそ、バルはバルになるんです。

スペインのバルはまさにそんなスタイルであり、文化でしょう。

「文化をつくる」っていう言葉について、半年ぐらいずっと考えている。

では、「文化をつくる」って、どういうことでしょうか?

「居酒屋文化」「カフェ文化」に続き、「バル文化」が日本でも育つかどうか、いまが重要な時期だと思います。

 

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